胃バリウム検査で要精密検査になったら

胃バリウム検査での異常を
放置していませんか?

胃バリウム検査での異常を放置していませんか?企業の健診や地域の胃がん検診で胃バリウム検査を受けた際に「異常あり・要精密検査」と判断されたにも関わらず、無症状であることやお仕事を理由に二次検査(胃カメラ検査)を受けていない方は多くいらっしゃいます。 胃バリウム検査にて要精密検査という結果がでた方は、胃・十二指腸がんや食道がん、胃潰瘍などの疾患である可能性があります。初期症状が少ない疾患も多く、早期発見のために一刻も早い精密検査が必要となります。 放置している方は、重篤化し手遅れになる前に医療機関に相談しましょう。

でも胃カメラ検査が怖いという方へ

でも胃カメラ検査が怖いという方へ胃バリウム検査で引っかかった場合、胃カメラ検査での精密検査が必要となります。 しかし、胃カメラ検査に「苦しい」イメージがあり受診する勇気が出ないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような胃カメラ検査に「苦しい」イメージがある方や過去に検査を受けて辛い思いをしたという方もご安心下さい。最近では胃カメラの「苦しさ」を軽減するために鎮静剤を使用した取り組みが普及しています(検査当日は終日、車や自転車の運転ができません)
当院では、鎮静剤を用いた胃カメラ検査は勿論の事、他にも患者様に安心して検査を受けて頂くための様々な取り組みを行っています。

  • 内視鏡学会専門医かつ指導医、東海支部評議員の院長が全検査を担当
  • 運転が必要な患者様向けに眠らずに行う経鼻内視鏡も選択可能
  • 検査後に休めるリカバリー室を完備
  • 高性能の機器Olympus社EVIS X1を導入
  • ピロリ菌検査も対応可能
  • 院内で感染対策を徹底
  • スコープ洗浄室の完全分離で清潔な環境づくり
  • 胃カメラのネット予約が24時間可能

    ▼胃カメラ検査予約 ( ◯をクリックで検査予約へと進めます )

  • 漫画でわかる胃カメラ検査

 

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胃バリウム検査で異常のあった方が
疑われる病気

胃バリウム検査は、胃の粘膜に服用したバリウムを付着させ、レントゲン撮ることで胃の状態を調べることができる検査です。バリウム検査を行うことで以下のような検査結果から疾患を推測することができます。

造影剤のはじき像(透亮像)

レントゲン撮影時にバリウムが抜けて見える様子を透亨像と言います。透亮像が観察された場合、その部分にポリープがある可能性が考えられます。 疑われる疾患・・・胃がん、胃ポリープ、胃悪性リンパ腫、胃粘膜下腫瘍など

バリウムの溜まり像
(ニッシェ、バリウム斑)

レントゲン撮影時に一部にバリウムが濃く溜まって見える様子をニッシェと言います。ニッシェは粘膜の表面に陥凹部分(へこんでいる部分)ができており、その部分に潰瘍やがんがある可能性が考えられます。 疑われる疾患・・・胃潰瘍、陥凹性胃がんなど

粘膜不整像(アレアの不整)

胃の粘膜には、アレアと呼ばれる一定の模様があります。胃炎などの異常が起こっている場合、この模様(アレア)が不規則になることがあります。不規則な状態を粘膜不整像と言われます。 疑われる疾患・・・胃炎(ピロリ菌感染)、胃がんなど

変形像

変形像とは、潰瘍などが原因となり胃・十二指腸に変形が見られる状態を指します。潰瘍やがんが原因であることもあるので注意が必要です。 疑われる疾患・・・胃潰瘍、進行胃がん、十二指腸潰瘍など

硬化像

硬化像とは、レントゲン撮影時に胃の膨らみが悪く、粘膜がゴツゴツしたような状態が見られた場合を指します。 疑われる疾患・・・進行がん、スキルス胃がんなど

胃バリウム検査と胃カメラ検査の違い

※この表は横にスクロールできます。

胃バリウム検査 胃カメラ検査
メリット ・検査費用が胃カメラ検査に比べ安い
・胃の全体像を把握できる
・スキルス胃がんの発見率が高い
・動きをリアルタイムで確認できる
・経鼻と経口を選択できる
・気になった部位の生検が可能
・鎮静剤を使用して眠った状態で検査が可能
・直接観察し、小さな病変も発見できる
・被ばくの心配がない
・検査後の下剤が不要
デメリット ・X線による被ばくがある
・異常が見つかった際は、内視鏡検査が必要になる
・検査後に下剤服用が必要
・初期のがんは検出しづらい
・胃液が多いと検査精度が下がる
・咽頭反射がおこる可能性がある
・鎮静剤を使用する場合、終日運転ができない 
・のど麻酔薬のアレルギー反応が懸念される

胃バリウム検査と胃カメラ検査はそれぞれさまざまなメリット・デメリットがありますが、胃カメラ検査では、直接胃の中を観察できるため、診断の正確さは胃バリウム検査よりも優れていると言えます。特に早期発見が重要となる胃がんや食道がんについては、胃の粘膜のわずかな隆起やへこみ、粘膜の色の違いでしか病変が認識できないことも多いため、胃カメラでの定期的な検査をお勧めします。

当院の胃カメラ検査受診の流れ

予約

当院では完全予約制となっています。24時間WEBで簡単に予約出来ますので、 ご活用下さい。他の患者様の待ち時間にも影響が出てしまう場合がございますので、ご協力いただけますと幸いです。

当日の朝

前日の21時までに夕食を済ませ、朝食を摂らずにご来院ください。 朝に服用している薬がある方は、事前に医師にご相談ください。

ご来院

ご予約いただいたお時間にご来院ください。 お時間になり次第、鎮静剤の投与などの検査準備を開始いたします。

検査

検査準備が終わり次第、胃カメラ検査を実施いたします。 鎮静剤の作用でウトウトした状態で、少ない苦痛で検査を受けていただくことができます。

検査結果説明

検査が終了し、リカバリールームでお休みいただいてから、実際の検査の画像をお見せしながら結果の説明をさせていただきます。 説明の際に、気になることがございましたら、お気軽にお申し付けください。 医師がお答えいたします。

胃バリウム検査で引っかかった方は
当院までご相談ください

胃バリウム検査で引っかかった方は当院までご相談ください胃バリウム検査において異常が出る要因には、放置しては危険な疾患が含まれています。 症状の有無や忙しさを理由に自己判断で精密検査をやめてしまい手遅れになるということがないよう、必ず精密検査を受けるようにしましょう。 当院ではたくさんの胃カメラ予約枠をご用意しております。それでも、思い立ってから胃カメラ検査実施できるまで、1〜数週間お待ちいただく場合があります(特に土曜日は予約が埋まりやすいです)。要精密検査になったら早めにご予約ください。 胃カメラ検査を受ける際は、お気軽に当院までご相談ください。

053-431-2200 WEB予約 LINE予約 WEB問診