便秘外来

便秘に悩む方は多いのですが、便秘を病院で治療している方はとても少ないです。
便秘と一口に言いましても、「おなかが張っている」「お通じが4~5日出ない」、「排便するときにお腹が痛い」など、症状は様々あります。ただ、基本的に医学上、3日以上排便がない状態は「便秘症」です。
しかし、毎日排便がある方でも病院で便秘の治療を受けることで、残便感などの症状が良くなることもあります。当院では、患者様の症状に合わせて適切な治療を行っています。
お悩みの方は安易に市販薬に頼らず、当院までお気軽にご相談ください。

このような症状ありませんか?

下記の症状がある方は、かがみ消化器内科クリニックへご相談ください

このような症状ありませんか?

  • お腹が張っている
  • 下剤を飲まないと便が出ない
  • 3日以上排便がない
  • 便が出た後でも残便感がある
  • 便が硬い
  • 便に血が混じっている
  • 下半身が浮腫んでいる
  • 肌に調子が悪い

便秘が原因で口臭の原因になるって本当?

関係ないように思えるかもしれませんが、便秘が原因で口臭になるケースがあります。ぜひ因果関係を知って、予防しましょう。

便秘が口臭になる仕組み

便秘による口臭の原因は主に、「腸内の悪玉菌の増殖」です。
便が腸内に溜まり続けると、腸内のタンパク質とアミノ酸が腐って悪玉菌が増加し、腐敗臭を伴うガスが発生します。
このガスは、腸粘膜から血流にのって、全身へ回ります。その一部が肺に到達すると、呼気と一緒に排泄されるため、口臭を引き起こすのです。

女性に便秘が多いのはなぜ?

女性は腹筋が男性より弱いため、排便時に十分な腹圧がかからないことで便秘になりやすいとされています。また、人によっては羞恥心で便意を我慢してしまうことが原因で、便秘になる方もいらっしゃいます。そして、黄体ホルモンの影響も無関係とは言えません。
黄体ホルモンは腸管の運動を抑える働きがあるため、特に黄体ホルモンの分泌が多くなる月経前は、便秘に悩む人が増える傾向があります。

便秘の原因と種類もさまざま

便秘の原因

運動不足や生活習慣の乱れ、過度なストレス、水分不足などが原因で起こります。
規則正しく排便されていないと便秘になりやすいため、毎日決まった時間に排便する習慣をつけることも重要です。

便秘の種類

便秘には大きく分けて、「機能性便秘」「器質性便秘」「症候性便秘」「薬剤性便秘」の4種類があります。
さらに、機能性便秘には「弛緩性便秘」と「けいれん性便秘」「直腸性便秘」に分かれます。
ご自身の便秘のタイプを把握しましょう。

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種類 作用
機能性便秘 弛緩性便秘 
(=大腸の運動の低下)
腸管の緊張がゆるんでしまい、ぜん動運動が十分行われないことが原因で、便が硬くなるタイプです。
女性や高齢者に多くみられます。
主な症状は、腹部の張りや残便感、食欲不振、肩こり、肌荒れ、イライラなどです。
運動不足や水分不足、食物繊維の不足、腹筋力の低下、過剰なダイエットなどによって起こる傾向があります。
けいれん性便秘
(=大腸の過緊張)
副交感神経が過度に興奮することで腸管が緊張しすぎてしまい、ウサギのフンみたいな丸くて小さい便になるタイプです。
主な症状は食後の下腹部痛、残便感などです。また、このタイプは便秘と下痢を交互にくり返す方が多い傾向にあります。
環境の変化や精神的なストレス、過敏性腸症候群(IBS)などが引き金になって起こります。
直腸性便秘
(=直腸に便が停滞)
便が直腸に達しても排便反射が起こらず、スムーズに排便できなくなるタイプです。
高齢者や寝たきりの方、痔や羞恥心などで排便を我慢する癖がついた方に多いです。
器質性便秘 大腸がんやイレウスなどの疾患や、手術後の腸管癒着などで、消化管に通過障害が起こるタイプです。このタイプの便秘では、まず原因となる疾患の治療を優先します。
血便、激しい腹痛、嘔吐などが起こった際は、速やかに受診する必要があります。
症候性便秘 全身疾患(糖尿病や甲状腺疾患、脳血管障害、自律神経疾患、パーキンソン病)によるホルモン分泌異常や、神経系の異常が原因で、腸管の蠕動運動が弱くなるタイプです。
薬剤性便秘 抗うつ薬や抗コリン薬、咳止め薬などで起こる便秘です。これらの薬には蠕動運動を抑える効果があるため、副作用として便秘が起こります。

便秘の診察と検査

1.問診

排便について丁寧にお伺いし、原因や便秘のタイプを調べます。その後、腹部の触診や聴診を受けていただきます。

2.検査

多くの場合、問診と触診、聴診で便秘のタイプが特定できます。必要に応じて血液検査や大腸内視鏡などの検査も行います。

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
当院の大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
問診や触診でも原因が分からない場合は、大腸カメラ検査を受けていただきます。
当院の大腸カメラ検査は、内視鏡専門医が担当しております。

便秘の治療法

薬物療法

近年は作用機序がそれぞれ異なる便秘薬が、次々と登場しておりますので、選択肢が増えてきています。

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種類 主な成分 作用
便を柔らかくする
(非刺激性)
塩類下剤 酸化マグネシウム、水酸化マグネシウムなど 腸管内に水分を集めさせ、便を軟らかくさせます。
膨潤性下剤 プランダコ・オバタ種子(食物繊維) 腸管内で水分を吸収させ、便を軟らかくさせます。
浸潤性下剤 ジオクチルソジウムスルホサクシネート(DSS)など 界面活性作用で便の滑りを良くします。
腸の動きを活発にする
(大腸刺激性)
刺激性下剤 センノシド、センナ、ビサコジル、ピコスルファートナトリウムなど 腸粘膜や神経を刺激させ、腸の蠕動運動を促します。
漢方薬 大黄、甘草など 腸粘膜や神経を刺激させ、腸の蠕動運動を促します。

食事

食事は栄養バランスが大切です。食物繊維につきましては、便秘のタイプによって積極的に摂った方が良い食品が異なるため、必ず医師による指導を受けましょう。

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水溶性食物繊維 水分を保持して便に潤いを与え、ゼリー状にして粘度を高めてくれます。
不溶性食物繊維 腸の蠕動運動を促し、便が大腸を通る時間を短くする効果に期待できます。
水分を含めて便を膨らませ、量を増やして出やすくする効果もあります。
乳酸菌 腸内細菌叢を正常にさせます。
水分補給 食事中に摂る水分は通常より、腸まで届きやすいと言われています。
ビタミンE 血流を促進する効果があるため、腸の働きを促す上で期待できます。
ビタミンB1 腸の働きを調整して、自律神経をコントロールします。

生活習慣

生活習慣問診時に普段の食事や生活習慣についてお伺いし、患者様のライフスタイルに合った改善方法を提案いたします。

運動

運動まずは毎日、20~30分程度のウォーキングをおすすめします。歩くことで腸の蠕動運動が促進され、便秘が解消されます。

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