





大腸カメラはすべて、日本消化器内視鏡学会専門医である院長が担当します。これまでに培ってきた知識と経験を活かし、正確でスピーディな大腸カメラを行います。また検査後は、画像を見ながら丁寧に結果説明をいたします。
クリニックの滞在時間を短くしたい場合には、事前にお渡しした下剤をご自宅でお飲みになり、ご自宅のお手洗いで前処置を済ませてから、検査時間にご来院いただくことが可能です。なお、院内で下剤の服用・前処置をすることもできます。
ウトウトと半分眠ったような状態を作り出し、苦痛を最小限に大腸カメラを終えられる「鎮静剤」をご用意しております。以前に受けた大腸カメラが辛かった、緊張してしまいそうで心配という方も、お気軽にご相談ください。
※鎮静剤ご希望の方は、お車の運転は絶対に避けていただきますようお願い致します。公共交通機関もしくは、ご家族に送迎いただきご来院してください。
従来の大腸カメラ(大腸内視鏡検査)では、検査後に大腸内に充満した空気の影響で、「お腹の張り」や「違和感」などを伴うことが多くありました。
内視鏡用炭酸ガス送気は、炭酸ガスを腹腔内に注入することで検査後の苦痛を軽減する事が可能となります。
空気に比べて炭酸ガスは、腸管内で速やかに吸収される性質があります。そのため長時間、腸内に空気が残らない事で検査後の身体への負担が軽減されます。
大腸がんの多くは、大腸ポリープががん化して発生します。当院では、日帰りでの大腸ポリープ切除にも対応し、患者様の大腸がんの予防をサポートしております。大腸カメラで発見したポリープを、その場で切除することができます。
当院では、先端の径が11.7ミリと極細でありながら最大110倍の光学ズーム機能と、170°のワイドアングルシステムを搭載した「PCF-H290ZI」(オリンパス社製)を導入しております。スムーズに挿入できる設計により、患者様のご負担はさらに軽減されます。
当院では、内視鏡検査用のトイレ付の完全個室をご用意しております。
リクライニングチェア、TV、Free Wi-Fiを設置しており、患者様のプライバシーに配慮した完全個室のトイレなどを完備しております。
ご来院までのお腹の調子が不安という方には、院内で下剤を服用し、腸内をきれいにする前処置を行っていただけます。
完全個室ですので、まわりの目を気にすることなくトイレに行くことができ、安心です。
一定の条件(*)を満たす患者様はご自宅で下剤内服をして、午後に検査来院して頂く方法もあります。
*過去に大腸カメラをお受けになった際に、下剤が問題なく内服でき、ご自宅で万一ご気分が悪くなられた際に、対応できる付き添い(同居人やご家族の方)がいる方
当院では、静岡県浜松市にお住まいの方を対象に大腸がん検診を実施しております。
大腸がん検診では、大腸からの出血有無を調べるため、「免疫便潜血検査」を行います。
便潜血検査が陽性となった場合には、当院にて大腸内視鏡検査(大腸カメラ検査)を受けていただけますのでご安心ください。
鎮静剤を使用した場合には、意識と足取りがしっかりするまで、専用のリカバリー室でゆっくりとお休みいただきます。その後、落ち着いた状態で検査結果説明を受け、お帰りいただけます。
安全のため自動車やバイク、自転車の運転をせず、公共交通機関やご家族様などによる送迎をお願いいたします。
下剤の種類 | 内服量 | 味 | 洗浄力 | |
---|---|---|---|---|
モビプレップ | ・下剤1.5L ・水またはお茶0.5〜1L (下剤1L+水またはお茶0.5Lで 大腸カメラができる場合が多いです。 効果が不十分の場合には下剤・水分ともに増量いたします。) |
◎ (梅ジュース風味) |
◎ | |
マグコロールP | ・下剤1.8L (水またはお茶は不要) |
◎ (スポーツドリンク風味) |
○ | |
ニフレック | ・下剤2.0L (水またはお茶は不要) |
△ (薄味のレモン風味) |
◎ | |
サルプレップ | ・下剤960ml ・水またはお茶2L |
〇 レモン風味 |
◎ |
よく知られた大腸がんや大腸ポリープ以外にも、さまざまな病気を、それも早期のうちに発見することができます。症状が気になるとき、便潜血検査で陽性だったときなどには、大腸カメラを受けることをおすすめします。
便潜血反応が陽性だった場合は放置せず、大腸カメラを受けることをおすすめします。
大腸カメラ検査とは、肛門からスコープを入れ、大腸の中を直接観察する検査です。出血している箇所を見つけだし、原因の判断や、適切な治療(がん・ポリープの切除など)、治療方針の決定を行います。
検査中に早期がんやポリープが見つかった際はその場で切除するため、検査一つで治療まで行うことが可能です。
夕食は夜21時までに済ませてください。またできるだけ消化の良いものを食べてください。
白米、おかゆ、うどんなどがおすすめです。何を食べたら良いのかご不安な患者様には、薬店での大腸カメラ専用・前日検査食の購入もご案内いたしますのでお申し付け下さい。おやすみになる直前に事前診察の際に処方された緩下剤を内服してください。
ネイルをしている患者様は検査機器の関係より、両手の人差し指1本ずつ合計2本ネイルを落としてご来院頂けますと幸いです。
ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
朝9時までにご来院ください。受付の後、トイレ付き専用個室にご案内します。
個室で下剤を2~3時間かけて飲み、何度かお手洗いに行き、腸内をきれいにします。
なお朝から検査まで、一貫して絶食です。水、お茶は、適量飲んでくださって構いません。
検査予定時刻の概ね5時間前から、下剤を飲み始めます。ゆっくり何度かお手洗いに行き、腸内をきれいにします。
なお検査まで、一貫して絶食です。水、お茶については、検査説明書などで事前にご説明したとおり飲んでいただきたい量の目安があります。極端に少ないと脱水が心配ですので、目安に準じた量をお飲みいただきます。それ以上の量については喉の乾きに従って自由にお飲みください。
検査開始時刻にお越しください。受付の後、更衣室で検査着に着替えていただきます。脱いだ服などはロッカーで保管していただけます。その後、完全個室の中待合室でお待ちいただきます。
検査予定時刻の30分前までにお越しください。受付の後、更衣室で検査着に着替えていただきます。脱いだ服やお荷物はロッカーで保管していただけますその後、内視鏡待合で検査までお待ちいただけます。
①ご来院後、準備が整いましたら、鼻にスプレー式の麻酔薬噴霧等をし、麻酔が効くのを待ちます。
②感覚が鈍くなってきたことを確認し、鼻からチューブを挿し込みます。
③チューブが胃に到達すれば、下剤の注入を開始します。
④30分~1時間が経過すると、排便が始まります。
⑤排便は、2時間ほどで落ち着きます。その後、大腸カメラ検査へと移行します。
準備が整いましたら、大腸カメラを実施していきます。ご希望の方は、特別な事情がないかぎり鎮静剤や鎮痛剤を用いてウトウト眠ったような状態で検査を受けていただきます。
画像を見ながら、検査結果説明を行います。鎮静剤や鎮痛剤を使用した場合には、リカバリールームでゆっくりとお休みいただいてから、検査結果説明となります。
・鎮静剤を使用した場合には、当日中の車・バイク・自転車の運転はできません。鎮静剤を使用する場合・使用する可能性がある場合には、ご来院の際にも公共交通機関またはご家族の運転する車などをご利用ください。
・組織を採取したり、大腸ポリープを切除した場合には、当日の激しい運動・入浴はできません。シャワーは構いません。また、2~3日は消化のよいものを摂り、刺激物・アルコール・コーヒー、また激しい運動はお控えください。
・検査後、便に血液が混じることがあります。少量であれば問題ありませんが、混じる血液が多い、止まらないというときにはすぐにご連絡ください。
※下記の金額はあくまでも目安の費用となります。詳しくはお問い合わせください。
検査内容 | 1割負担 | 3割負担 |
---|---|---|
初診料+前処置薬剤+採血など | 700~1,200円程度 | 2,000~3,500円程度 |
大腸カメラのみ | 2,500円程度 | 6,000~7,000円程度 |
大腸カメラ検査と病理組織検査 | 3,000~4,000円程度 | 12,000~15,000円程度 |
大腸内視鏡ポリープ手術 | 9,000~12,000円程度 | 25,000~30,000円程度 |
※横スクロールで全体を表示
大腸内視鏡検査(大腸カメラ検査)は保険適用の対象です。ただし、医師が大腸内視鏡検査(大腸カメラ検査)を行う必要がないと判断した上で、かつ患者様の希望によって大腸内視鏡検査(大腸カメラ検査)を受ける場合は、自由診療となります。
下剤の服用や、(患者様によっては)血液検査や腹部レントゲンを受けていただく必要があるため、必ず検査前には診察を受けていただきます。
診察は予約がなくても受けていただけますが、予約状況によっては長時間お待ちいただく場合がございます。
そのため、事前にお電話でお問い合わせいただけますと幸いです。
大腸内視鏡検査(大腸カメラ検査)は事前の準備が必要です。そのため、受診当日に検査することはできかねます。
可能です。
当院の大腸カメラ検査のご予約方法は、LINEアカウント予約、WEB予約、電話で対応しております。
お体の状態の把握や検査注意事項のご説明、下剤処方等のため、大腸カメラ検査日の1週間前までには、一度受診していただく必要があります。ご来院頂けない場合は、恐れ入りますが、大腸カメラ検査の予約はキャンセル扱いとさせていただきます。
特に問題がないと判断しましたら、基本的に20分程度で終わります。
なお、患者様によっては時間が多少前後する場合もございます。予めご了承ください。
可能です。また、切除する必要があったとしても、入院する必要はございません。
ただしポリープの部位やサイズによっては、切除が難しかったり、術後の合併症リスクが高かったりすることもあります。その場合はお身体の安全を考慮し、提携先の総合病院へご紹介します。
大腸ポリープは40歳からできやすくなると言われています。そこから高齢になるほど発生率も比例して高くなります。はじめは良性であっても、放置することでがん化してしまう可能性があります。ポリープを切除したことのある方は定期的に大腸カメラ検査を受ける事が大切です。
大腸がんはかなり進行するまではっきりとした症状が出ることはありません。また、直腸がんでは、腫瘍が肛門の近くにできた際に肛門痛が現れることがあります。上記のような症状のある方は早めに大腸カメラ検査を受けましょう。
大腸がんは初期段階ではほとんど自覚症状はありませんが、進行すると血便や便秘、腹痛などの症状が現れます。これら放置して、症状の程度が増悪してくる過程こそが、検査や治療を急がなくてはならない症状といえます。また、がんが進行するにしたがって体重減少や食欲不振などが現れることが知られています。症状に応じた適切な検査が必要ですので、はやめにご相談下さい。