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2022.08.12

浜松で受けられる鎮静剤を使用した苦痛が最小限に抑えられた胃カメラ検査

「胃カメラの検査の時に、麻酔は使ってもらえますか?」

患者様からお問合せが一番多い質問です。 当院では特別な事情をのぞき、すべての胃カメラ検査に鎮静剤を使って、 ウトウトと眠ったような状態の間に検査を行う、患者さまにとって苦痛の少ない検査を目指しています。

私自身が初めて胃カメラ検査を受けた、二十歳頃の時の話です。 その当時、クリニックでは鎮静剤を使用せずに口から検査を行うのが一般的でした。 とても緊張していたので、心拍数のモニターアラームは検査中ずっと鳴りっぱなしでした。 その音に驚いて、ますます緊張してしまったのを思い出します。 私も当時は医学生だったので、胃カメラ検査を担当してくださる先生が検査をしやすいよう、何としても協力したい気持ちがありました。 しかし、検査中の吐き気や嘔吐反射は自分ではどうにも抑えられるものではなく、10分間ほどの検査が終わった頃には、涙と唾液で検査台まで汚してしまいました。 自分の我慢が足りず、上手に検査を受けることができなかったことを情けなく感じ、担当してくださった先生や看護師さんに申し訳ない気持ちでいっぱいになり、帰路についたという苦い思い出があります。

そんな私が今では、医師として胃カメラを担当する側になりました。 そして、今の私の考えは当時とは違っています。

胃カメラは胃や十二指腸までスコープ(カメラのついた細い管)を挿入して観察する検査です。 通常は食事が通るだけの場所に異物を挿入して検査をするのですから、そのままでは多くの場合苦しい検査となってしまうのは当たり前だと思います。 ですので、当院では胃カメラ検査時に鎮静剤を使用し、患者さまがウトウトと眠ったような状態の間に苦痛の少ない検査を受けられるよう、できる限り努力をしています。

胃カメラ検査は、さまざまな病気の予防・早期発見のために非常に有効な検査手段です。 だからこそ、患者さまには検査によるストレス・緊張を最小限に抑え、気軽に受けていただけるものにしたいと考えております。 また、鎮静剤を使用することで嘔吐反射(喉に管が通る時に感じるオエッとなる反射)を抑えられるため、胃カメラの精度を高めることができます。 嘔吐反射で体が動いてしまうと、内視鏡で見えている画像もその分ブレてしまいます。 小さな胃がんがないかどうか、微細な胃粘膜の模様を観察するには、患者さまができる限り安静になさって身体の動きがない方がよく見えます。

当院ではこのような理由から、鎮静剤を使用した胃カメラ検査を行なっております。 患者さまの苦痛が最小限に抑えられ、安全に検査を受けられるよう日々努力してまいります。

かがみ消化器内科クリニックの胃カメラ検査

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