大腸内視鏡(大腸カメラ)当日の飲み物について
大腸内視鏡(大腸カメラ)当日は、検査前処置として下剤を飲む必要があります。
このページでは、下剤を飲む際に一緒に飲む「チェイサー」の役割や使い方、選び方について分かりやすく解説しています。
下剤を飲むときのチェイサーとは
検査当日、モビプレップなどの浸透圧の高い液体下剤を服用するときに、決められた量の水(やお茶など)で交互に流し込むように飲んで頂きます。
この「一緒に飲む飲み物」を現場では「チェイサー」と呼ぶことがあります。
当院ではチェイサーとして水または緑茶(いずれも500mlのペットボトル)をご用意しており1本110円(税込)です。院内には自販機はありませんので、上記以外のチェイサーをご希望の場合はご自宅から持参して頂く必要があります。(実際には前述の市販の水・緑茶で良いという方がほとんどで、その場合はご準備不要です)
✅ ご持参いただくチェイサーとして おすすめできる飲み物
- 水(常温または冷水):最も基本的で無難な選択です。特別お好きな銘柄のミネラルウォーターがある場合にはご持参ください。
- お茶(麦茶・緑茶・紅茶など):カフェインが気になる方は、ルイボスやジャスミンなどノンカフェインのお茶がおすすめです。
- スポーツドリンク(ポカリスエット®など):透明に近いタイプであればお使い頂けます。ただし糖尿病があり血糖上昇が心配な方は その他の無糖飲料をご選択ください。
- 透明なジュース(リンゴジュース・白ぶどうジュースなど):色が薄く、果肉や繊維を含まない製品に限ります。糖尿病があり血糖上昇が心配な方は、その他の無糖飲料をご選択ください。
❌ 避けて頂きたい飲み物
- 赤色・紫色の飲料(アセロラ・ぶどうジュースなど): 検査時に血液と紛らわしいためです。
- 乳製品(牛乳・ヨーグルト飲料・豆乳): 腸内に残りやすく検査の妨げになります。
- 繊維入り・果肉入りジュース(つぶつぶオレンジ®など): 果肉が残り検査の妨げになるためです。
- 炭酸飲料(コーラ®・サイダー®など):お腹の張りを助長するためです。
さらに詳しく知りたい方へ
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